東京の東隣に位置し、約50万人もの人口を抱える市川市は、住みたい街ランキングなどでも常に上位にランクインする人気の自治体。
では、実際に市川市に住んでいる人は、市川市のどんなポイントを「住みやすい」と感じているのでしょうか?
●魅力は「生活と交通の利便性」!
大東建託がこのたび発表した2024年の「街の住みここち(自治体)ランキング千葉県版」によると、千葉県内にある54自治体のうち、市川市の住み心地は第9位でした。
このランキングは今後住みたい街ではなく、実際に住んでいる人々がその街に対して住み心地や住みやすさをどのように感じているかを調査しており、設問中の「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」「静かさ・治安」「親しみやすさ」「賑わい」「物価家賃」「防災」の8つの因子ごとにランキングを集計しています。
8つの因子別の順位を見ると、市川市は「生活利便性」で1位、「交通利便性」で2位を獲得。この順位は2020年・2021年・2023年も同様でした。
<出典>
「いい部屋ネット 街の住みここちランキング&住みたい街ランキング2024<千葉県版>https://www.eheya.net/sumicoco/2024/ranking/chiba/sumitai_area.html
●生活利便性=「暮らしに必要な施設が近い」!
生活利便性とは、その街で暮らしが快適で、不便さや不都合を感じる場面が少ないということ。
具体的には、スーパーやショッピングセンター、銀行などが充実しているので毎日の買い物や用事に便利なことや、病院などの医療機関も多く、受診しやすいことなどが挙げられます。
市川市を代表するJR市川駅やJR・都営地下鉄本八幡駅、京成八幡駅の周辺は賑やかな雰囲気の一方で、駅から少し足を伸ばせば落ち着いた住宅街や、江戸川の豊かな自然も見られます。また、ファミリー世帯にとっては小・中学校などが近く、教育環境が整っていることも魅力です。
●交通利便性=「アクセスのよさは、時間と交通費の節約に」!
市内には、JR中央総武線・総武快速線・京葉線・武蔵野線、東京メトロ東西線、都営新宿線、京成本線、北総線の計8路線が通っています。
複数路線が使用できて、都心へのアクセスがよいことから、通勤・通学で東京に通う「千葉都民」が多いのも市川市の特徴です。
さまざまな方面へ行き来しやすい便利な交通アクセスは、移動にかかる時間や費用の節約になります。
JR市川駅から快速で乗り換えせずに東京や新宿へ向かう、都営地下鉄本八幡駅から都営新宿線の始発でゆったりシートに座って都内へ向かう…といったスマートな通勤・通学プランを立てやすいでしょう。
●「利便性の高さ」は「資産性の高さ」につながる
長く住んでいると、子どもの進学や独立、転勤、両親との同居など、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて住み替えを検討することがあるかも知れません。
そういった場合に重要となるのが、住んでいるエリアの「資産性の高さ」。一般的に、生活や交通の利便性が高いエリアほど資産性も高い傾向があるので、住まいを売却に出すときも買い手がつきやすく、住み替えを検討しやすいです。
生活や交通の利便性が高く、将来の住み替えにも備えられる。そんな魅力的な市川市で、快適な新生活を楽しんでくださいね。