市川市の北東部にある「南大野」は、区画整備された景観が印象的なエリア。
落ち着いた住宅地としてファミリー層から人気の高い南大野エリアの魅力をお伝えします。
●どんなエリア?
JR武蔵野線「市川大野駅」に隣接するエリアで、大野町の南に位置することから「南大野」という地名になりました。
このあたりの地形は台地および土砂が堆積してできた平野で構成されており、台地では江戸時代の後期から梨栽培が盛んに行われてきました。1978年に国鉄(現JR)「市川大野駅」が開業したことで駅周辺の開発が進み、現在のような住宅地となりました。
南大野エリアの大きな特徴の一つが、区画整理によって道路や公園が整備された美しい街並みです。
エリアの大部分が第一種低層住居専用地域に指定されているため、住宅は戸建てや低層のマンションが中心で、落ち着きのある閑静な住環境となっています。
●鉄道と車のどちらも利用しやすい
最寄りの「市川大野駅」の乗り入れ路線であるJR武蔵野線は、東京・千葉・埼玉を結ぶ都心の外郭環状路線。西船橋駅まで乗り換えなしで約6分、東京駅まで乗り換えなしで約35分でアクセスでき、通勤・通学に便利な路線です。
ただし、住所によっては市川大野駅まで15~20分程度かかるため、駅まで自転車やバスを利用する人も。車をメインの移動手段にするケースも多く、戸建てやマンション物件は駐車スペースを設けている場合がほとんどです。
市川市の道路といえば「狭い」「交通量が多い」といったネガティブなイメージが強いですが、区画整理された南大野の道路は(市川市の中では)幅が比較的広く、見通しもよいので、安心して運転しやすいといえるでしょう。
また、南大野や近隣エリアの買い物施設として、「マルエツ市川大野店」や「ビッグ・エ-市川南大野店」、「ワイズディスカ大野店」、「スーパーベルクス市川宮久保店」などがあります。
●公園やお出かけスポットも多い
都市近郊とは思えないほど、街なかに自然が点在していることも特徴です。街の東側を流れる大柏川沿いや「こざと公園」では、春になると満開の桜並木が訪れた人の目を楽しませます。
「こざと公園」は調整池のまわりに園路を整備した公園となっており、園路を散策しながら、池に飛来する白鳥やカモなどの野鳥を観察することができます。
小さなお子さんがいるご家庭でも、メインの道路は車道と歩道が分離しているので、安心してお出かけできるのも嬉しいポイントです。
住宅地なので飲食店は少ないですが、テレビなどでよく紹介されている中華料理店「ひさご亭」は、南大野が誇る行列店です。
このほか、少し足を伸ばせば「万葉植物園」「市川市動植物園」「いちかわ市民キャンプ場」などがあり、果物のシーズンになると近隣の農園でいちご狩りや梨狩りをする楽しみもあります。ぜひ、ご家族で素敵な思い出をたくさんつくってくださいね。
●家族が暮らしやすい閑静な住宅地
整然とした街並みや、自然が身近に広がる南大野。都心の近くでありながら、暮らしやすい閑静な住宅地としてファミリー層を中心に支持を集めています。
落ち着いた住環境を求める方にはぴったりのエリアですので、この機会にチェックしてはいかがでしょうか。