都心に近いベッドタウンとして発展し、現在は千葉県で第3位の人口(約50万人)を抱える松戸市。
その中でも、松戸駅、東松戸駅と並んで人気の高いエリアが、今回ご紹介する「新松戸駅」です。
交通と生活の利便性が高く、若者からファミリー世帯まで幅広く親しまれる新松戸エリアの魅力をお伝えします。
●都心への行き来に便利なアクセス
松戸市の特徴といえば、市内に6本の鉄道が乗り入れ、20を超える駅が点在する抜群の交通利便性。ここ新松戸駅も、JR常磐線・武蔵野線と、近接の流鉄流山線を含めて2社3路線が利用可能となっており、都内主要駅へのアクセスのよさを誇ります。
新松戸駅から東京駅まではJR武蔵野線で約40分、西日暮里駅までは常磐線を利用して約45分で、それぞれ乗り換えなしで移動できます。
●生活の便利な施設が集まる駅東側
新松戸駅の改札を抜けた駅東側はバスターミナルのあるロータリーが整備され、「けやき通り」の美しい並木が1.8キロにわたって延びています。駅周辺には大型商業施設の「イオンフードスタイル新松戸店」、金融機関、飲食店などが集まる商店街、宿泊施設の「新松戸ステーションホテル」などがあり、暮らしやビジネスの利便性を支えています。
また、教育熱心な家庭が集まるエリアとして、駅前に塾や予備校が多いのも特徴です。近隣の「流通経済大学 新松戸キャンパス」の学生の姿も見られるなど、活気のあるイメージです。
●駅西側は土地区画整備が進行中!
賑やかなイメージの駅東側に対して、駅西側は住宅地の中に畑がぽつぽつと点在する閑静な街並みが広がります。そんな新松戸駅西側は、現在、土地区画整備が進められており、完了後は歩行者がゆったりと歩ける駅前広場を備えた複合ビルに、商業施設・公共施設・住宅が入る予定となっています。整備の完了後は駅周辺の景色が一新され、新たな魅力を発信するエリアとなりそうです。
●毎年恒例の「新松戸まつり」
毎年7月に行われる「新松戸まつり」は、駅前のけやき通りや新松戸中央公園を舞台に、パレードや阿波踊り、バンドライブ、盆踊りなどが行われる夏の風物詩。コロナ禍では中止・規模縮小したものの、2024年の第38回目の祭りではパレードやステージイベントが復活し、大勢の参加者で賑わいました。
●意外な見どころもあります
ベッドタウンの印象が強い新松戸ですが、行基の作と伝わる十一面黒観世音菩薩が安置された「福昌寺(幸谷観音)」や、里山の自然が残る「関さんの森」などがあり、ウォーキングや散策を楽しむ人たちの姿が見られます。
また、地元以外にあまり知られていないのですが、全国展開のドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」の本社は新松戸にあります。新松戸の街歩きをする際は、こうしたスポットに目を向けてみるのも楽しいかも知れませんね。
ぜひあなたも、この機会に新松戸の魅力を体験してみてください。