住宅と駐車スペースが一体となったガレージハウスは、「車やバイクが好きな人の家」というイメージが強いですが、実際は車やバイク以外の趣味や活動にガレージを使用する人も少なくありません。
今回は、そんなガレージの+αの楽しみ方について紹介します。
●アウトドア・スポーツ用品の収納スペースに
キャンプ、釣り、スポーツサイクル、サーフィン、スノボ、ゴルフなど、アウトドアやスポーツのグッズは大型のものが多く、自宅内に収納する際、場所の確保が難しいことも。
そこで注目したいのが、ガレージの壁面などのスペースです。ガレージ内に専用の収納棚などを設けることで、帰宅後にサッと片付けができて、次に使うときまできちんと保管することができます。
もしもスペースに余裕があれば、雨などで濡れたグッズをガレージ内で乾かしたり、メンテナンスをしたりすることも可能。趣味のグッズに囲まれたガレージは、まるで秘密基地のようなワクワク感が味わえるでしょう。
●DIYのスペースに
家具づくりをはじめ、家の中や外回りの補修・塗装、パソコンの自作…など、DIYが好き、もしくはDIYに挑戦してみたいという人も多いのでは。
とはいっても、室内で作業をすると十分なスペースを確保しづらく、作業で飛び散った木くずや廃材、塗装のにおい、工具の騒音などが気になることもあります。
その点、ガレージなら多少の汚れ、におい、音などは気になりませんし、作業中の工具を出しっぱなしにしておいても大丈夫。
ガレージでDIYを楽しむなら、広めの作業台と手元灯が欠かせません。電動工具を使用する場合はコンセントも設置しておきましょう。
●バーベキューに
家族や仲間と集まってワイワイとバーベキューを楽しみたい!というときにも、ガレージが活躍します。
自宅と一体になっているガレージは、食材や食器などの準備と片付けがスムーズ。屋根と壁があるため外部からの視線が気にならず、雨風や夏の紫外線を心配することもありません。
また、自宅なので気軽にお酒を飲めることや、すぐにトイレに行けるのもポイントです。
ガレージでのバーベキューは楽しいものですが、一酸化炭素中毒を防ぐために、火を使うときはシャッターを開けて換気扇を回すなど、換気をしっかりと行ってください。
●ワークスペースに
会社などのオフィスではなく、在宅で勤務するスタイルが増えつつある現在。
在宅勤務であれば、自宅内で仕事とプライベートの線引きをする必要がありますが、ガレージは自宅でありながら寝食のための空間ではなく、
一定の距離を置いた過ごし方ができることから、仕事に集中しやすいメリットがあります。
ガレージにワークスペースを設ける場合は、パソコン作業などができるデスクや、Wi-Fi環境を整備しましょう。書類など、仕事関連のものをまとめて保管できる収納棚があると便利です。
●ガレージライフを満喫しよう
大勢で集まって楽しみたいときや、1人で作業に集中したいときなどに使えるガレージ。
家づくりをするときに「家の中で趣味や作業をしたいけれど、スペース的に難しいかも…?」と思ったら、ガレージを活用することを検討してはいかがでしょうか。
あなたもぜひ、楽しさと魅力がいっぱいのガレージを実現してください。