千葉県の中でも、住みたい街として人気の高い「市川市」。
暮らしに便利なインフラや、子育て支援など行政によるサポートが充実している街の魅力を紹介します。
●市川市の基本データ
市川市は、千葉県の北西部に位置する面積56.39平方キロメートルの街です。市の西側は江戸川をはさんで東京都と隣接し、東側は船橋市や鎌ヶ谷市と隣接しています。
人口は約49万人で、県内では千葉市、船橋市、松戸市に次いで第4位(※)の人口規模となっています。
※2023年9月現在
●都心への通勤・通学が便利
市川市の大きな魅力として挙げられるのが、便利な交通アクセス。
市のほぼ全域が東京都心から20㎞県内に含まれ、江戸川を越えるとすぐに都内に出られるため、都心のオフィスや学校への通勤・通学が快適です。
市内を走る鉄道網は、JR中央総武線(総武緩行線)・総武快速線・京葉線・武蔵野線、東京メトロ東西線、都営新宿線、京成本線、北総線の計8路線。
このうちJR市川駅から快速に乗れば、乗り換えせずに最短18分で東京駅に到着します。
さらに都営地下鉄本八幡駅は都営新宿線の始発駅となっており、朝の通勤・通学ラッシュ時でも座って都内の主要駅へと移動できます。
●地域で買い物やお出かけが楽しめる
市内には買い物スポットも多く、本八幡の「ニッケコルトンプラザ」や市川駅直結の「シャポー市川」、2021年秋にオープンした南行徳の「ソコラ南行徳」などの大規模なショッピングセンターや、下町情緒が残る商店街も見られます。
スーパーは、「イオン」のような大型店舗から「マルエツ」、「ワイズマート」「アコレ」などの中小規模店舗が各地に点在し、地域の暮らしを支えています。
また、お出かけスポットとしては、江戸川沿いの自然を眺めながら散歩やBBQが楽しめる「里見公園」、お花見の名所として知られる「真間山弘法寺」や「国府台公園」、ファミリー世帯に人気の「市川市動植物園」などがあります。
●行政による子育てサポートにも注目
市川市では、子育てをしながら住みたいと思える街づくりのために「いちかわ発 子育て未来プロジェクト」を立ち上げ、子どもが生まれてから大人になるまで手厚いサポートを行っています。
たとえば、県内初の取り組みとして、2023年10月より第2子以降の子どもが通う保育施設などの保育料が無償となっています。無償化の対象となる世帯の第1子の年齢は問わず、所得制限もありません。
また、市内に55校ある市立小・中学校のすべての給食費が全額無償です。こちらも所得制限はありません。
さらに、市川市に住民登録があり、健康保険に加入している0歳から高校生相当年齢の子どもは医療費助成の対象となり、入院1日300円、通院1回300円の自己負担金のみで医療が受けられます(調剤は無料。同一月に同一医療機関で入院11日、通院6回以降は自己負担金が無料)。
子育て中は何かとお金が必要になるので、行政の支援によって負担が軽くなるのはありがたいですね。
●街の魅力で住み心地が変わる
ここでは、住みたい街の条件として挙げられることが多い「交通アクセス」「買い物やお出かけ先」「行政による子育て支援」から、市川市の魅力を紹介しました。
街の魅力は住み心地に影響するので、その街での暮らしや家族の将来を思い描きながら、納得のいく家探し、街探しを行いましょう。